先日こんな記事を読みました。
上の記事の趣旨からは若干離れますが,私の家にもボードゲーム部屋があります。以前一度このブログでも紹介しました。
その後転居を経て新しいボードゲーム部屋ができたので,今回はその紹介をしましょう。
まず全体像としてはこのような形です。
部屋は6畳の和室に1畳分の押し入れ収納。至ってふつうの間取りです。
ボードゲーム部屋としての使用に特化するため余計な家具を置いていません。結果として8人程度ならば余裕をもって遊ぶことができます。
押し入れ収納は本来ふすまがあるのですが,ゲーム会の際は邪魔になるのであらかじめ外しておきます。
その収納の中身はこうなっています。
上段には大箱のゲームを中心にダイストレイやカードスタンドなどゲーム用の備品が,下段の衣装ケースには小箱のゲームがプレイ人数別で収納してあります。
そして2つあるこたつ机。
ひとり暮らしの部屋には完全な無用の長物ですが,ボードゲーム部屋なら話は別です。
カードゲームや小さめのボードゲーム,プレイヤー全員が何かから等距離にいる必要があるゲームなどは1つの机で十分ですが……
カードゲーム「舞星・雅」
ボードゲーム,「クルード」
真ん中にあるトーテムを素早くつかむゲーム,「ジャングルスピード」
同じ大きさ,同じ高さの机を2つ用意することで,2つの机をつなげて大きく場所をとるゲームをすることができます。
自宅なのに5人「アグリコラ」で遊べる。
自宅でもぎりぎり遊べる7人「世界の七不思議」。
机が2つあることで,1部屋で2つのゲームを同時に進行することもできます。
同時進行するボードゲーム。「ドラスレ」と「パンデミック」。二面で世界を救うことができる。
また,飲み物や食べ物を置くために,別途ローテーブルも用意。これで万が一飲み物をこぼしてもゲームが汚れることはありません。
机ひとつで遊んでいる間はもうひとつの机に飲食物を置くこともできる。
飲み物を入れるグラス類も,飲み物をこぼしにくいものを選んでいます。
ひとつはロックグラスやオールドグラスとよばれるこちら。
底が厚く,円筒状のものを選んでいます。重心が下にあるのでちょっと手が当たったくらいでは倒れません。
もうひとつはこのメイソンジャータイプのグラス。
蓋ができるので万一倒れてしまってもこぼれる量を最小限にできます。
ただ「最小限にする」とはいえ,倒れれば多少はこぼれますし,取っ手がある分だけ上のロックグラスに比べると手があたって倒しやすいかなとも思います。
最後はマイティーマグ。以前ブログでも紹介しました。
下が吸盤のようになっているためよほどのことがない限りは倒れず,取っ手を持って持ち上げれば簡単に吸盤が外れます。
おそらくボードゲームをするときのコップとしてはベストなのですが,ひとつ2000円を超えるので数を揃えるのはちょっとむずかしいでしょうか。
さらに,いつも紹介しているボードゲームリストも用意していますし,複雑なゲームの要点をまとめたサマリー類も用意してあります。
ボードゲームリスト。ここから遊びたいゲームを選べる。
サマリーシート。一人分をクリアファイルに入れ,それをさらにゲームごとにまとめてクリアファイルに入れている。折れないので見やすい。
部屋の隅にはBGM用のスピーカーやボードゲーム用の便利アイテムがまとまっています。
何かと便利なサイコロにトランプ,スタートプレイヤーを決めるための簡易ルーレットなど。
サイコロ。順番を決めたり,何かの個数を記録しておくときに重宝します。中央に見えるカーマスートラダイスは重宝しません。
簡易ルーレット。スタートプレイヤーが一瞬で決まります。下のツイートのように使います。
というわけでスタートプレイヤー決めの新兵器が届きました pic.twitter.com/5WOw00A9pP
— きゅん (@kyun3_hnbd) 2016年1月9日
そして忘れてはいけない寝袋。
突然「帰るのがめんどくさくなった」という友人が出てきても安心。でも基本的には帰りましょう。
その他 各種お酒類も用意されているのでゲーム部屋としてはだいぶ完成されたかなという感があります。
というわけで友人諸君を楽しませる準備はできています。楽しむ覚悟を整えてお越しください。