編集者はボードゲームの夢を見るか

ボードゲーム好きな新人編集者のブログ。ボードゲームの本を作りたい。

突撃! 隣のボドゲ環境

 こんにちは。
 きゅんです。

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 さて,突然ですが私はお店や公共スペースを借りて行うボードゲーム会が苦手です。
 くつろげなかったり知らない人とゲームをするのが若干苦手だったりと理由は様々ですが,それについてはまた別の機会に書きましょう。

 そのためボードゲームをするときは基本的に誰かの家になり,所有ゲーム数の都合から私の家で遊ぶことが多いです。

 そしてゲームをするとなると3-10名程度のお客様がいらっしゃることになるので,ホストとしてはゲームで遊ぶ環境を整えることが大切です。

 ということで今回は我が家のゲーム環境を紹介します。
 というか我が家を大公開。



 「家でゲームしたい! とりあえずゲームだけ買っとけばいいんだろ!?」という方が,快適にゲームをできるための手助けになればと思います。

1. 部屋

 何の変哲もない6畳間です。
 だいたい普段は4〜8人,多くて10人程度で遊んでいます。

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 行うゲームの種類にもよりますが,参加者が10名を越えるようならさすがに広いスペースを借りたほうがよさそうです。

2. こたつ机

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 なんの変哲もないこたつ机です。
 750mm×750mmの一人暮らしサイズ。大抵のゲームをするにはちょうどいい大きさです。
 これ以上大きくすると,向かいのプレイヤーの出したカードが見えなくなったり,遠くのカードや駒に触れなくなってしまうのではないでしょうか。
 750mm×750mmという大きさは,ゲームで言うと「カタンの開拓者:航海者版」のボードがぴったり収まる大きさになります。

 ちょうどいい大きさとは言え,「心臓発作にならないための10の方法」などいくつかのボードを使うゲームでは机の面積が足りなくなることもあります。

 また,「イカサマゴキブリ」をするときにはこたつ布団がとても重要です。
 カードを手元に落とすイカサマをするときに,落下音でバレてしまうことがあります。ですがこたつ布団があると落下音を和らげてくれるので,とてもイカサマをやりやすくなります。

3. 卓上用マット

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 カードを使うゲームをするなら必須です。
 机の上にそのままカードを置いてしまい,カードが机とピッタリくっついてしまって取りにくくなった経験はみなさんにもあるのではないでしょうか。

 まったく取れない
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 爪を立てれば取れますが,それではせっかくのカードに傷がついてしまいます。
 そんなとき活躍するのがこの卓上マット

 これを一枚敷くだけでアラ不思議。とてもカードを取りやすくなります

 すごく取れる!
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 また,ゲームを机の汚れから保護したり,プレイスペースを明確にすることができます。


 コットンなど,少し厚手のもののほうがカードを取りやすいようです。

4. コップ

 ゲームをすれば喉が渇く。喉が渇けばゲームをする。
 ということでゲームをするときには飲み物は必須です。
 が,普通のコップではちょっと手があたっただけで倒れてしまいます。するとゲームが汚れてしまうのです。

 それは困る。ということで用意したのがこちらのグラス。

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 ロックグラスやオールドグラスとよばれるグラスです。
 
 普通のコップとくらべると円柱型で口が広く,背が低いためちょっと手があたったくらいじゃ倒れません。また,底部が重くなっていることもかなり安定性を高めています。
 とてもオススメ。

 とは言え,そもそもゲームをする机では飲食禁止にしている方も多いでしょうか?

5. コースター

 4.のコップに引き続き飲み物関連です。
 コップに冷たい飲み物を入れると結露しますね。
 そしてそのコップを直接机に置いておくと机が濡れてしまいます。そしてゲームが汚れる。
 それを避けるためにコースターを置きましょう

 オールドグラス+コースターの安定感が凄い
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6. ウェットティッシュ

 我が家ではゲームを汚さないために,ゲーム中に食べるお菓子は個包装のものに限定しています。
 ポテトチップスをつまんだ手ではゲームに触ってほしくないですね。

 それでも手が汚れる機会は多いのでウェットティッシュは必須です。
 せっかく買ったゲームですから大切に使って長く使いたいですね。
 子供の頃,ポテトチップスを食べた手で64のコントローラーを握ったのはいい思い出です。

7. ダイストレイ

 あまり大きくない机で遊んでいるので,ダイスを振る場所がなくなってしまうことがよくあります。
 場所がないときでもゲームのボードや駒にダイスを当てずにダイスを触れるようにする道具がこのダイストレイです。
 文字通り「ダイスを入れるトレイ」なんですが,アマゾン等で買うと2000〜3000円します。
 

 こちらは木製のもの。ちょっとお高め。


 最近は布製のものも出てるんですね。

 「こんなのにお金をかけるなら美味いものでも食べたほうが新しいゲームを買った方がマシだ」というのがゲーマーの心情でしょう。
 ということで私は自作しました。

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 制作費は300円程度。
 ダイソーで買った木製のケースにフェルトを貼っただけですが,意外と満足度が高い出来になりました。

 ダイスが転がるときの音はフェルトでかなり吸音されます。
 試作品のつもりで作ったのでニス等は塗らなかったのですが,気に入ってそのまま使っています。

 ちなみに狭いスペースでダイスを転がすための道具にはダイスタワーなんていうものもあります。


 が,私はダイスを振る楽しさを大事にしたいので使っていません。

8. ゲームチップ

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 説明するまでもない,ゲーム用のチップですね。
 私はこれを使用しています。


 安価で,各チップに点数が書いてあるため使いやすいです。
 チップにバリが残っていたり点数の印刷が消えかけているものもありますが,お値段相当でしょう。

 たとえば複数のラウンドで得失点が累積するゲーム(「イカサマゴキブリ」など)をするときは,各ラウンドの点数を記録しますね?
 もちろん,紙などに各ラウンドの点数を記録するだけでも十分遊べるのですが,それでは紙を見ないと全員の点数が明確にはわかりません。
 そこで活躍するのがこのチップ。

 得失点分のチップを渡しておけば,全員の得点が見えるようになり得点計算がとても楽になります

 ちなみに,ちょっと雰囲気を出したければこんなチップもあるようです。

9. ゲーム収納スペース

 最後にゲーム収納スペースです。
 
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 こんな感じで収納をしています。
 これは私の反省点なのですが,どこにどのゲームがあるのかわからなくなってしまうことが多々あります。
 「これがオススメ!」というゲームの収納方法をご存じの方がいましたら教えていただけますと助かります。


 ということで,以上が我が家のゲーム環境です。いかがでしたでしょうか。
 それなりに工夫していますが,「もっとこうした方がいい!」「こんなのを用意すると便利!」などありましたら教えていただけると嬉しいです。
 またTwitterで「#隣のボドゲ環境」タグを使ってみなさんのボードゲーム環境を教えていただけたら楽しそうだなぁなんて思ってます。