編集者はボードゲームの夢を見るか

ボードゲーム好きな新人編集者のブログ。ボードゲームの本を作りたい。

婚活系ボードゲーマーとして振り返りをしていこうという話

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 婚活系ボードゲーマーというものを皆さんご存知でしょうか。
 一部界隈では結構な話題になっていますね。嘘だと思いますか? それとも時勢に合った活動だと思いますか?
 嘘だと思った方,いちどTwitterで「婚活系ボードゲーマー」と検索してみてください。

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 (2020年6月8日19時時点)

 はい。
 検索しても私のツイートしか出てこなかったので,少なくともTwitterで自称する人間としては唯一無二ですね。たぶん。
 一部界隈で話題になっているというのは嘘です。なので嘘だと思った方,おめでとうございます。正解です。

 正直自分でももうちょっと誰かいるんじゃないかと思ったけどいないもんですね。
 「婚活系ボードゲーマー」を自称する方したい方,お友達になりましょう。1人はさみしいです。


 さて本題。
 そんなわけで私は婚活系ボードゲーマーです。婚活にも全力で取り組みつつ,ボードゲームも全力で遊んでいるヒトです。
 先日誕生日を迎え,ひとつ歳を取りました。
 いいタイミングな気がしますし,ここでボードゲーマーが婚活をしてみた結果wwwwwwwwwwwという話をまとめていきましょう。

 先に書いておきますが,本記事タイトルを読んだ方の中には,「ボードゲームの場に色恋沙汰を持ち込むな」と思われる方もいるでしょう。
 わかる。
 全面的な同意はできないものの,気持ちとしてはわかります。
 ただあくまで私は「ボードゲームの場で婚活をしている」わけではなく,「婚活の場でボードゲームをしている」ので以下の内容には(ここまでの内容にも)ご容赦いただければと思います。

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本棚を見せびらかしながらオタクどもとオンライン飲みをしたら面白かった話

 ごきげんよう。
 きゅんです。

 今回はもうタイトルで言いたいことを言い終えたのでここまでで十分です。
 ごきげんよう。


 というわけにはいかないのでもうちょっと続けましょう。

 なにやら非常事態宣言に終わりが見えてきましたね。
 とはいえ宣言解除されたからと言ってみんながみんなすぐに外に出るわけでもないでしょうし,もうちょっとインドア気味な生活は続きそうです。

 それはさておき,みなさんアレやってますか。オンライン飲み
 自粛生活も2ヵ月ほどが経ち,飽きるほどやっている方も多いでしょう。というかもう飽きましたね。私は飽きました。

 というわけで,ちょっと趣向を変えたオンラインしたら楽しかったのでその話をしましょう。

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オンラインでボードゲーム(物理)をやってみよう 2020春編

 こんばんは。
 きゅんです。
 うららかな春の日に,皆様いかがお過ごしでしょうか。……あまり良くない状況ですよね。

 外出を自粛していると不便も色々ありますが,その不便の中のひとつにボードゲームができないというものがあることは皆さんお気づきですね。

 今回は,そんな問題を解決する一助となるべく,ビデオチャットを用いてボードゲーム(物理)をオンラインでやってみたので実行しやすい環境,実際に適していそうなゲームの紹介などを行っていきます。

■目次

 ▶ボードゲームアリーナでいいじゃん!!
 ▶環境整備
 ▶できるんじゃないかな,と思ったゲームの種類
 ▶実践報告

■ボードゲームアリーナでいいじゃん!!

 今回の記事のタイトルをみて,ボードゲームアリーナでいいじゃん!!と思った方も少なくないでしょう。
 「ボードゲームアリーナってなに?」という方のために説明をすると,ボードゲームアリーナ(Board Game Arena:以下,BGA)とはさまざまなボードゲームをオンラインでプレイできるプラットフォームです。基本的に無料でも使用でき,ゲームのデジタル権利所有者の許諾を得ているため,いわゆる”公式から認められている”サービスだと思って大きく問題はないでしょう。

boardgamearena.com

 BGAとは何かという話は本旨ではないので詳細は他の記事に譲ります。

jellyjellycafe.com

 で,ここからが「そんな便利なサービスがあるならそれを使えばいいじゃん!!」という意見についての私の意見です。

 BGAはたしかに無料で会員登録さえすれば誰でも遊べ,そしてゲームの種類も結構な数があって便利です。
 しかしBGAで遊ぶことのできるゲームのほとんどは競技性のあるゲームで,みんなで顔を突き合わせてワイワイ遊ぶ,コミュニケーション中心のパーティーゲームのようなものはほとんどありません(2020年4月12日時点)。
 もちろんオンラインで知らない人とも遊ぶことができるBGAの性質を考えれば,そういったゲームを揃えるのも納得なのですが,「パーティーゲームをしたい!!」と思ったときにはBGAでは少々役不足です。

 もうひとつ,むしろこちらのほうが大きい理由なのですが,結局私がアナログ原理主義なんですよね。
 ボードゲームやるならモノ(ボードゲームで使うカード・ボード)を実際に出さないと気分が乗りません。なんならこの騒動があるまでBGAもほとんど触ったことがありませんでした(なので上のBGA説明は簡単にすませています)。

 BGAをすること自体はもちろん(本気では)否定しませんが,今回は,「こんなときだし気分を明るくするためにパーティーゲームをしたい!!」という人のための記事です。
 前置きが長くなりましたね。ここからが本題です。
 


■環境整備

 まず実際にどんな感じの環境でやってどんな感じで見えるかというと,こんな感じです。
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 撮影環境。1人がボードをセットし,webカメラで撮影している。(家で一番スペックの高いPCがベッドの横に固定されている都合,ベッドの上での撮影です。お見苦しい箇所は灰色で隠しました。)


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 真上からの図。今回はiphoneをwebカメラ化するアプリを使用して撮影した。


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 実際のチャット時の映像。なぜか自PCでは左右が反転して映るが,他の人の画面上では通常どり左右が正しい映像が写っているらしい。


 いかがでしょう。
 なんとなく雰囲気はわかりましたでしょうか。

 これを頭に入れていただいて,ここから使用したツール・環境について説明していきます。
 まず必要なものは下記のとおりです。

  1. (参加者全員)LINEアカウント
  2. (参加者全員)LINEをインストールしたPCまたはタブレット
  3. (参加者全員)webカメラ(上記PC・タブレット内蔵のもので十分)
  4. (参加者全員)無線・有線LAN環境
  5. (代表者1人)スマートフォン用アーム
  6. (代表者1人)webカメラアプリ(今回はEpoc Cam HDを使用)
  7. (代表者1人)ボードゲーム本体
  8. (参加者全員・あると便利)紙とペン,トランプ
  9. (代表者1人・あると便利)マイク付きヘッドセット


1〜4. LINEについて

 言わずとしれた無料通話アプリです。グループでのビデオチャットもできるため,今回使用しました。discordやskypeでももちろん構いませんが,すでにほとんどの人が使用しており,アカウントを取得する必要がないためLINEを使用しました。実際はお好みで好きなツールを使用してください。

 ただし,スマートフォンとは別にLINEをインストールしたPCまたはタブレットを用意するべきです。

 スマートフォンでは画面が小さく文字が見にくいので非常にストレスが貯まります。また,表示する画面とは別に,個別に画像やメッセージを送りたい場合(後述)があるので,極力PC・タブレットを用意しましょう。
 PC・タブレットでも,人によっては画面の一部が隠れてしまうことがあるようなので,調整はその都度行ってください。
 また,言わずもがな通信量が多くなるのでwifi環境は必須です。


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 再掲。実際のチャット時の映像。

 最初は全員の映像が均等割で映っていますが,ボードを映す人の画面をクリックすれば上図のように該当画面だけを拡大できます。


5. スマートフォン用アームについて

 今回は,ボードをカメラとしてiphoneを使用したため,定点で固定するアームは必須です。
 私は今回これを使用しました。
 

 これに関してはお好みで何を使ってもいいと思うのですが,このアームですと最大の高さにした場合,前出の画像のように,コロコロ堂のスコアリングプレイマット(下記画像で敷いている茶色のマット)の一番外の円くらいまでが撮影範囲になります。
 これだけの範囲が映れば,大体のゲームをするには十分な高さかと思います。

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 ボードだけを映した。外側の円に収まるゲームならだいたい映る。

 なお余談ですが,このコロコロ堂のスコアリングプレイマット,ボードゲームカフェのコロコロ堂さんで販売しているものですが,他の人と画面を共有するときに人によって(使用している端末によって)移せる範囲が違うことがあります。
 そんなときでもこのマットを使っていれば,「◯番目の線までは見えてる!」などと言ってもらえるので調整にとても便利でした。今回は使用できませんが,普通に対面でゲームをするときにはマットの外周にスコアを記録するスペースがあるので,ちょっとしたゲームをするときに持ち歩くと,カードを取りやすくするマットにもなり,得点計算も簡単にできるのでおすすめです。
www.korokorodou.shop


6. webカメラアプリについて

 もちろん通常のwebカメラでもいいのですが,今回はカードを見せたり文字を読ませたりする都合上,ある程度の画質が必要になります。こんなことのために高いwebカメラを買うのもなぁという感じだったのでやはりこのご時世,お金を使うところは考えたいなと思ったので今回はEpocCam HDというアプリを使用しました。
 これはiphoneのカメラを,同一wifi上やUSBで接続したPCのwebカメラとして代替できるものです。PCでLINEを使用する際に,カメラの設定を変更すればLINEでも使用可能です。
 詳細は本旨ではないので省きます。気になる方は検索をどうぞ。
 
 最終的に,ある程度の画質(720pが最低ライン?)があるカメラならば何でもいいと思います。


7. ボードゲーム本体について

 買え。
 余談ですが,なんと先程リンクを挙げたコロコロ堂さんのweb storeでは,総額8000円以上で送料が無料になるそうですよ奥さん。プレイマットと一緒にボードゲームも買ってしまいましょう。

www.korokorodou.shop


8. 紙とペン,トランプについて

 ないならないで構いませんが,カメラに移せる情報が限られている都合上,どうしても得点などがわかりにくくなることがありますのでメモなどあると便利です。
 また,トランプはちょっとしたカードの代用ができますので,用意しておくとできるゲームの幅が広がりそうです。


9. マイク付きヘッドセットについて

 ゲームのセッティングをする人は,手を動かしたりカードを動かす都合上,固定マイクよりはヘッドセットを用意したほうが会話をしやすいかと思います。が,このあたりは個々人のお好みで。


■できるんじゃないかな,と思ったゲームの種類

 さて。
 ここからは実際に「これならビデオチャットでもできるんじゃないか」と思ったゲームのリストです。

 ゲームを選ぶときに注意したポイントは下記のとおりです。

  • 何かを積んだり投げたりする,フィジカルに依存したゲームではない(君の体はインターネットから出てこられないため)
  • 手札を使用しない,または実質使用しなくてもいい(カードを配ることができないため)
  • 俯瞰で見ただけでゲーム全体が理解できる(カメラの都合上)
  • ボードの細かい部分までは見なくともいい(人によって通信環境が異なり,解像度が粗い状態で表示されることもあるため,細かい部分を見る必要があるゲームは向かない)
  • 大きなボードを使わない(撮影範囲の限界があるため)

というこれらを踏まえて選んだゲームがこちら。

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 きゅん選:オンラインでもできそうな気がするパーティーゲーム。


 ちなみに上の方で「今回はパーティーゲーム」と書きましたが,もうちょっと戦略性のあるゲームだとこの辺ができるんじゃないかなと思います。

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 きゅん選:オンラインでもできそうな気がする,もうちょっと戦略性のあるゲーム。


 それぞれのゲームの名前・感想については事項で書いていきます。


■実践報告

 いよいよここからがご報告です。
 なお,各ゲームのルール詳細については触れませんので,気になる方はリンク先のページを御覧ください。

コードネーム

bodoge.hoobby.net

 参加者が6人以上いれば余裕で遊べました

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 コードネーム中のスクリーンショット。上記画像では左右が反転しているものの,他の人の画面上では左右が正しく映っている。なぜ。
 

 ボスになる2人に対しては,個別のLINEでスパイの位置を示すカードの写真を送れば問題ありません。

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 ボスに送る画像。「キーボードが右に来るように」などいって画像を回転させると,送信者からも位置がわからなくていいかも。


 このとき,ゲームの所有者(上記画像の送信者)がボスでない場合は,極力カードを見ないようにして送るようにしてください。紳士協定です。気になるようなら,ボス2人で画像を同じように回転させるなどして,送信者から位置がわからないようにするといいかもしれません。

 ただ問題点として,通信環境によっては漢字が読めなかったり,濁点・半濁点がわかりにくい場合があるかもしれません
 
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 プレイ中の画面。漢字(ピンク矢印)が潰れていたり半濁点(青矢印)がわかりにくい。

 対策として,漢字が書かれていないカードだけを使用したり,一度読み上げるなどすれば問題なく遊ぶことができました。


www.korokorodou.shop


コードネーム・ピクチャー

bodoge.hoobby.net

 先のコードネームのイラスト版……ですが,こちらはちょっとダメでした

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 プレイ中の画面。自分の画面上では問題なく表示されるが,人によってはイラストが潰れてしまうらしい。

 ゲームシステムとしてはコードネームと同じですので問題はないのですが,問題は絵。
 イラストはモノトーンで書かれており,イラストの細部まで見る必要があるのですが,通信環境によってはイラストが潰れて見えてしまいました
 ということで本来はイラストの細かいところを見る人や雰囲気だけ見る人がいて成り立つこのゲームはオンラインに向かないようでした。

 ただ,全員がイラストをはっきりと見られる環境であるのなら試してもいいかもしれません。


適当なカンケイ

bodoge.hoobby.net

 参加者が6人以上いれば 余裕で遊べました。各自1〜11までのトランプを用意する必要はありますが,めっちゃたのしいですね。

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 プレイ中の画面。通信環境によっては写真が見にくい場合もあるが,必ずしも細部まで気にする必要がないため十分遊べた。

 通信環境によっては上図ピンク矢印のアライグマなど,全体的に彩度? 色の違い?に大きな違いがない画像は見にくい場合もありますが,その場合はカードを変えればいいだけ。
 なんの写真かを指差しで確認してからゲームを始めれば特に問題は生じませんでした。

 なお,このゲームでは本来ペアを決めるためにカードを11枚ずつ配布しますが,オンラインで行う以上カードの配布は不可能なので,各人が用意したトランプの1〜11のカードで代替します。

 得点がわかりにくくなりますが,そのあたりは紙に書いたり,タブレットで随時表示したりするといい感じでした。

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 得点を表示したタブレットを映した。

 もしくは,PCを使用している場合,画面共有機能を利用して適宜スコアを記録したエクセルなどを映してもいいかもしれません。

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みんなでぽんこつペイント

bodoge.hoobby.net

 これまた十分遊べます。ただし,各自紙とペンを用意する必要がありますね。

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 プレイ画面。サイコロの数字が読みにくい場合があるので「◯番のテーマで!」というのは声に出すといいかもしれません。

 回答者になった人には目をつぶってもらって,その間に他の人で回答を共有します。
 サイコロの目は見にくいかもしれないので,「◯番!」と声に出して確認するといいかもしれません。
 
 全員が書き終わったらお題カードの上に何かをおいて隠し,あとは通常通り行っていきます。

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 プレイ画面。他の人の絵はこんなふうに見える。ちなみにこれは「コンタクトレンズ」。

 誰かの回答を見るときは,その人の画面を最大化すれば上図のように問題なく見えます。
 また,紙とペンを用意するのが面倒な場合は,PCのペイントツールなどを画面共有で表示してもいいもしれません。

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ペイントツールでの回答。真円がすごく真円です……。 ちなみに回答は「みずでっぽう」。水の表し方が天才かな?

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ゴモジン

bodoge.hoobby.net

 ぽんこつペイントができるんですから,そりゃあ問題なく遊べます

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 プレイ画面。サイコロを該当項目の横に置くとわかりやすいことに気づいた。

 回答順を選ぶタイルを取るときだけ少し大変ですが,取られたタイルは画面から外して,残ったものを選んでいけば概ね問題なく遊べます。

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ナンジャモンジャ

bodoge.hoobby.net

 ルール上遊べなくはないです。
 ただ,1人でカードをめくるという動作が思った以上に虚しいのと,人によっては画面表示にラグがあったりするのでちょっと微妙かなという感じです。
 カードをめくるのって,みんながいるから楽しかったんですね。


ボブジテン(カタカナーシ)

bodoge.hoobby.net

 出題者にカードの画像を個別で送ったりすれば遊べますが,正直めんどくさい……
 全員がボブジテンを持っているなら,それぞれが自前のカードを読みあえるからいいかもしれません。


コンセプト

ジャスト・ワン

 ごめんなさい!
 今回は時間がなくて遊べませんでした。
 また次の機会に。



 ここからはちょっとだけ戦略的なゲームの話です。
 先に結論を書いてしまいますが,これらのゲームはオンラインでやることにあまり楽しさを見いだせませんでした。やはり,実際に自分の手でコマを触る充実感が大切なようです(アナログ過激派)。

 ということを踏まえて,どんな感じになるのか気になる方は先を御覧ください。

それはオレの魚だ!

 遊べます。遊べますが,必然1人でタイルのセットアップをすることになるので非常にめんどくさいです。
 また,ペンギンの移動方向の指示が大変なのです,下図のように四方に目印を置いて「ヌオーの方向に4マス!」とか「ヌオー-アーボックの方向に1マス!」など指示できるようにすると遊びやすくなります。

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プレイ画像。スクリーンショットを取り忘れたので別撮り。


海底探検

bodoge.hoobby.net

 これも遊べます。ただやはりセットアップが面倒だったり,そこはかとない虚しさを感じます。

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プレイ画像。スクリーンショットを取り忘れたので別撮り。寝ているコマは「前進」。立っているコマは「後退」。

 前進・後退がわかりにくいので寝ているコマは「前進」。立っているコマは「後退」としました。また,サイコロは各自で用意して振ります。このとき,本来の海底探検のコマは通常のサイコロと異なるので注意が必要です。
 ただ,画面の中のボードゲームのために各個人でサイコロを振るのは虚しさが残るようで,やはりリアルで会って遊びたいなという気持ちは否定できません。


マラケシュ

bodoge.hoobby.net

 これはちょっと厳しいです。

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プレイ画像。スクリーンショットを取り忘れたので別撮り。マラケシュおじさんの向きは真上からでもわかる。

 遊べはするんですが,絨毯を敷く位置の指示と各人の所持金の管理が大変でした。
 また,サイコロの目が海底探検よりも特殊なので注意です。

 上から見ると比較的わかりやすいんですけどね。
 やはり個々人のお金や資源などがあるゲームは難しいかなという印象です。


 

宝石のきらめき

 いやー厳しいですね。

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プレイ画像。スクリーンショットを取り忘れたので別撮り。ボードの情報自体はちょうど映る。

 メインボード(?)自体はちょうど映ります。宝石の残数もサイコロなどで表示できます。
 ただ,それぞれの持っているカードの管理が不可能でした。



 というわけです。いかがでしょう。
 私の結論としては戦略性のあるゲームはオンライでは厳しいものの,コミュニケーションを主体としたパーティーゲームなら十分に遊べると思います。

 やっぱりボードゲーム(物理)は最高だぜ!
 
 「他にもこんなゲームは遊べるんじゃない?」などあれば報告をいただければ,実践してみますのでよろしくおねがいします。




 あー
 久しぶりに記事を書いてのどが渇いたな。
 なにか飲みたくなってきた…… なんということでしょう
 飲み物はあるのにコップがひとつもないじゃないか!!
 どこかでコップかタンブラーを買わないと……

 なんと!
 ここまで何度かリンクを貼ってきたコロコロ堂web store内で,新型コロナ感染拡大防止のために休業しているボードゲームカフェ,コロコロ堂支援商品としてタンブラーを売っているではありませんか!!
 タンブラーが手に入るついでに文京区湯島にあるきれいで使いやすいボードゲームカフェ,コロコロ堂を支援できるんですね!すごい!!
 さっそく注文して美味しいコーヒーを飲もうっと!
www.korokorodou.shop
 ※注:上記商品はコロコロ堂支援商品のため,通常より割高になっているようです。


 なお,本記事に関して開示すべき利益相反関連事項はありません。

本駒込図書館の「図書館でボードゲーム」を見てきました

 こんにちは。
 最近「図書館×ボードゲーム」系のイベントが増えているようですね。

tokyo-toshokan.net

 図書館でボードゲームをすることについてはいろいろと議論があるようですが、「単純に利用者からの目線だと」図書館・本に興味を持つフックになることもありそうなのでいいのではないでしょうか。

 まぁ深い議論は本職の方々に任せるとして。

 11月10日、文京区の本駒込図書館でもボードゲームのイベントがあったので見てきました。

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