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編集者はボードゲームの夢を見るか

ボードゲーム好きな新人編集者のブログ。ボードゲームの本を作りたい。

しりとりむし

ゲーム紹介

 26歳男性ですがしりとりをしましょう。

しりとりむし

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人数:2人〜可能な限り(4人?)
ルールの難しさ:★☆☆☆☆
プレイの難しさ:★☆☆☆☆
プレイ時間:10分


■目次

 ▶ゲームの紹介/概要

 ▶ゲームの流れ

 ▶プレイ感

■ゲームの紹介/概要

 しりとりむしは1枚のボードを使った変則的なしりとりです。

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 しりとりむしのボード。A4サイズの下敷きのような素材。

 「いい大人なんだししりとりなんかしても決着はつかないだろう」と思うかもしれませんが,このボードのおかげで使えることばにかなり制限が出てくるため,意外なほどはやく決着がつくこともあります。

 さて。
 「しりとりむし」の「むし」とはなんのことでしょうか。
 
 この「むし」は「虫」。虫のように手を動かしてゲームをおこないます。


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 人差し指と親指を虫に見立てる。

 どういうことかというと…… ゲームの流れを見てみましょう。

■ゲームの流れ

 まずはボードをもういちど見てみましょう。
 中央にはアルファベットの子音が,その周りには母音が並んでいます。

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 ボード。子音はひとつ,母音はふたつずつある。

 ゲームの基本はしりとりです。
 しりとりですので重要なのはことばの最後の一文字。
 ボードにあるアルファベットの中から最後の一文字のローマ字表記人差し指と親指で押さえていきます。

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 「し(S-I)」を押さえているところ。

 ほかのプレイヤーも発言するたびに同様のルールでボードに指を置いていきます。

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 ふたりめの参加。り(R-I)を押さえる。


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 3人め,4人めの参加。

 指を置くときに注意が必要なのは,誰かが指をおいているアルファベット最後の文字として使えないということ。
 たとえば,誰かが「り(R-I)」を押さえている場合,「ら行」で終わることばは使えません。(各母音Iはふたつあるため,「母音がI」で終わることばは使える可能性があります。)

 さらに,2回め以降の手番で指を移動させる場合,必ずどちらかの指はボードについていなければいけません
 つまり,「ひ」を押さえている状態から次は「す」を押さえたい場合,

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 「ひ(H-I)」を押さえている状態。

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 一度人差し指で「U」を押さえに行き……

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 その後親指で「S」を押さえる。

 このしゃくとりむしのような動きが「しりとりむし」の名前のゆえんでしょうか?

 さて。
 いくら制限があるとはいえ,いい大人ですので時間さえかけてしまえばことばなんていくらでも見つけることができます。

 というわけで時間制限もあります。それがこのしゃくとりタイマー

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 しゃくとりタイマー。1〜12の数字が書かれている。

 ことばに詰まりだしたら,適当なタイミングで誰かがカウントを始めます。
 空いている片手を使い,ことばを押さえるのと同じように人差し指と親指で1を押さえます。


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 しゃくとりタイマースタート。

 そして人差し指と親指を2,3,……とカウントアップしていきます。

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 まずは人差し指で次の数字を押さえ……


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 次に親指をしゃくとりむしのようにそこにつける。これで「2」

 カウントが12に届いたら今度は同様に1まで戻ります。

 1に戻った時点でことばが出てこなければ時間切れで負けです。


 ということを繰り返し,

  • 「ん」で終わることばを言ってしまう
  • 指で押さえられないことばを言ってしまう
  • しゃくとりタイマーの時間切れ

のいずれかの条件を満たしてしまうと負けとなります!
 

■プレイ感

 気軽に楽しめる良いゲームですね。
 上で書いたルール以外に,現実問題として「指を置くスペースはあるけど(狭くて)移動ができない」ということも起こり,人数によってはかなり苦しいゲームになります。

 ルール上人数は「2人〜可能な限り」とありますが,成人ですと4,5人が限界でしょうか?
 6人ではかなり無理がありました。

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 4人で動くだけでもかなり厳しい。

 プレイヤーの年齢によってはもっと大人数でも遊べるかもしれませんが,適度な人数にしておいたほうが楽しめそうです。

 基本はしりとりですので,簡単に遊べるのはうれしいところ。
 しゃくとりタイマーも,カウント方法に遊び心があって楽しいです。ただ,大人が遊ぶ場合は往復ではなく1〜12までの片道でもいいかもしれません。

 しりとりむしは一部ボードゲームショップで購入できるそうです。ゲームの仕様上どうしてもフィジカルな接触が出るので好き嫌いは分かれるところかもしれませんが,一度見てみてはいかがでしょうか。

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