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編集者はボードゲームの夢を見るか

ボードゲーム好きな新人編集者のブログ。ボードゲームの本を作りたい。

ハゲタカのえじき

ゲーム紹介

 6月はボードゲーム初プレイの人をゲーム会に勧誘しやすい時期なので,基本に立ち返ってゲームを紹介しましょう。

ハゲタカのえじき

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人数:2~5人
ルールの覚えやすさ:★★★★★
プレイの難しさ:★☆☆☆☆
プレイ時間:20分

ほかのプレイヤーと被らないようにカードを出そう!

■目次

 ▶ゲームの紹介/概要

 ▶ゲームの流れ

 ▶プレイ感

■ゲームの紹介/概要

 ボードゲームに親しんでいる方々からすると,基本中の基本とも言えるほどメジャーなゲームです。
 プレイヤーはハゲタカになってかわいらしいネズミくんを集めます。

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 ネズミファミリー。ええ,もちろんペットではなくみなさんのご飯です。

 手札から数字の書かれたカードを出して,いちばん大きな数字のカードを出したプレイヤーがネズミくんを獲得できます。
 これを15回繰り返して最終的に獲得したネズミの数が一番多い人の勝利です。

 と,大筋だけ説明しただけでは何が面白いのかわからないかもしれません。さっそくゲームの流れを説明していきましょう。

■ゲームの流れ

 プレイヤーには15枚のカードが配られます。内容は全員同じで,1〜15までの数字が書かれたカードが1枚ずつです。

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色が違うだけでカードの中身は全員同じ。

 そしてみなさんで奪い合う得点カードがこちら。

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プラスの得点になるカードとマイナス得点になるカードがある。

 プラスの得点になるカードが1〜10点まで各1枚,そしてマイナスの得点になるカードが-1〜-5点まで各1枚,合計で15枚です。

 ゲームが始まると最初に得点カードを1枚めくります。

 このときにめくれたカードがプラス得点か,マイナス得点かで処理が若干異なるのでそれぞれを見ていきましょう。

【プラス得点の場合】
 各プレイヤーは手札からカードを1枚選び,全員で同時に出します。
 この結果,いちばん大きい数字を出したプレイヤーが得点カードを獲得します。

【マイナス得点の場合】
 各プレイヤーは手札からカードを1枚選び,全員で同時に出します。
 この結果,いちばん小さい数字を出したプレイヤーが得点カードを獲得しなければいけません。


 これがゲームの大体なのですが,ここからがこのゲームのキモです。
 たとえばこんな状況を見て見ましょう。

 5人で遊んでいて,10点の得点カードがめくれました。

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 10点はゲーム中でいちばん大きい点数。当然全員がほしいはず。


 さあ,全員の出したカードを表にします。

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5を出した人はゲームを諦めたのでしょうか?

 5人中2人が15を,ほかの2人が14を出しました。
 一番大きい点数を出したプレイヤーが10点を獲得できるので当然といえば当然ですね。

 が,このゲームにはもう1つルールがあります。

 それは,いちばん大きい点数(マイナス得点の場合はいちばん小さい点数)を出したプレイヤーが複数いた場合,彼らはカードを獲得できない。そして次に大きい(マイナス得点の場合は次に小さい)カードを出したプレイヤーがかわりに得点を得るというルールです。
 
 今回の例で言うと,場に出ている数字の中でいちばん大きい数字は15。本来であれば15を出したプレイヤーが得点を獲得できるのですが,2人が15を出しているため,彼らは得点獲得の権利を失います
 そのため次に大きい数字の14を出したプレイヤーが得点を得るはずなのですが,今回は14も2人いたため彼らも得点を得られません。

 結果として,得点を得たのは5を出したプレイヤーでした。なんという漁夫の利。

 マイナス得点のカードがめくれた場合も同様で,たとえばこんな状況。

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これをめくると……

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 めくれたカードは-5点。誰も取りたくはないので大きめのカードを出しています。

 このカードの中で,いちばんちいさい数字を出したプレイヤーが-5点を得なければいけません。
 が,今回いちばん小さい数字は10。これが3人います。
 そうなると10を出した3人はカードを獲得することができませんので,次に小さい数字を出した14のプレイヤーが-5点を獲得することになります。


 ということを15回繰り返します。
 15回終了後に各プレイヤーのプラス得点とマイナス得点を合計して,いちばん点数の高いプレイヤーが勝利です!

 

■プレイ感

 わかりやすいルールで,すぐに結果が見えるのであまりゲームに慣れていない人でも気軽に遊べます。
 我が家ではボードゲーム初プレイの人がいるときは必ず遊んでいます。

 カードを出すときの緊張感や駆け引き手軽に味わえ,行動の結果がすぐにわかるのですぐに楽しい。

 「購入前に試しに遊んでみたい!」という方は,ゴップというトランプゲームで似たようなことができます。二人対戦のゲームではありますが,大枠としての仕組みは同じです。
 ゴップの遊び方はTRUMP HOUSEさんに詳しいのでそちらを御覧ください。www.trump.sugarpot.biz


 1つ買っておいて損はないゲームです!



私が持っているのはドイツ語版ですが日本語版も当然売っています。こっちの方が可愛い。

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