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編集者はボードゲームの夢を見るか

ボードゲーム好きな新人編集者のブログ。ボードゲームの本を作りたい。

それは俺の魚だ!(HEY, that's my fish!)

ゲーム紹介

本日紹介するのはこちら。

それは俺の魚だ!/HEY, that's my fish!

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人数:2〜4人
ルールの覚えやすさ:★☆☆☆☆
プレイの難しさ:★☆☆☆☆
プレイ時間:20分

 ペンギンを動かしてライバルよりも多くの魚を手に入れろ!

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■目次

 ▶ゲームの紹介/概要

 ▶ゲームの流れ

 ▶プレイ感

■ゲームの紹介/概要

 少々変わった名前をしたこのゲームは,自分のペンギンを動かして,他のプレイヤーよりも多くの魚を手に入れることを目指します。

 みなさんが動かすのはこちらのペンギンたちです。プレイヤーはそれぞれ1色のペンギンを何匹か担当します。

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 よく見ると個性的なポーズをしています。

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 なお,最初の写真にいたペンギンはきゅんさん用として用意したもので別売りです。コンポーネントには含まれません

 このゲームで使うのはペンギンたちと,この六角形の魚タイルです。タイルは全部で3種類。

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 各タイルにはうっかり氷上に打ち上げられてしまった1〜3匹の魚が描かれており,ペンギンたちはこの打ち上げられた魚を狙っています。
 早い話,この魚をたくさん獲得することがゲームの目的です。

■ゲームの流れ

 まずはタイルを並べて場を作ります。
 8枚のタイルと7枚のタイルを並べた列を交互に配置して,下の写真のような場を作ります。
 このタイルはペンギンたちの足場でもあり,先に説明したように,このゲームの得点でもあります。

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 タイルを並べ終わったら,順番に1匹ずつペンギンを配置していきます。今回は4人プレイを想定しています。

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 初期配置はこうなりました。ちなみにきゅん用のペンギンは大きくて邪魔なので今回は観戦するだけです。
(注:緑のペンギンが1匹しかいないのは写真撮影時のミスです。本来はすべてのプレイヤーが同じ数のペンギンを担当します。)

 ペンギンが配置できたらゲームスタート。
 
 手番になったら自分のペンギンを1匹移動させます
 このゲームではこれが自分の手番に行うことのすべてです。

 ペンギンはタイルの各辺の方向,つまり下の写真のような6方向に移動できます

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 移動する方向が決まったらいよいよペンギンを移動させます。
 ペンギンはその方向の一直線上にどこまででも進むことができます。

 これが

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 こんな感じで動きます。

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 今回は一番端まで移動しましたが,もちろん途中で止まっても構いません。

 ペンギンが移動したら,移動前にいた場所は氷が溶けて無くなってしまいます。そこにいた魚はペンギンが美味しくいただきました
 ということで,ペンギンを動かしたプレイヤーは移動前にいた場所のタイルを得点として獲得します。
 
 基本的には一直線上であればどこまででも移動できるペンギンですが,次の2つの例外があります。

  • 他のペンギンを飛び越えることはできない
  • 穴が空いているタイルを飛び越えることはできない

 つまりこの黄色のペンギンがここに行きたいと思っても……

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 黄色のペンギンに邪魔されてしまい,ここまでしか行けませんし,

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 この赤いペンギンがここにいきたいと思っても……

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 穴を飛び越えられないのでここで移動が止まります。

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 何らかの都合で動かせるペンギンがいなくなってしまった場合,それ以降の自分の手番は強制的にパスされます。

 毎ターンこの移動を繰り返していき,全員のペンギンが動けなくなったらゲーム終了です。

 ゲーム終了時に獲得した魚が一番多い人が勝利です。

 

■プレイ感

 ルールはシンプルでわかりやすく,プレイ自体も簡単な割に頭を使うゲームです。

 多くの魚を獲るために,まずは3匹の魚がいるタイルを奪い合うわけですが,3匹の魚がほしいのはみんな同じ。
 序盤は壮絶な魚の奪い合いになります。

 そしてただ魚を狙うだけではなく,自分のペンギンと氷上に空いた穴で他のペンギンの移動を妨害することも考えなければいけません。

 このゲームで一番気をつけなければいけないことはペンギンの孤立です。

 たとえばこんな状況を考えてみましょう。

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 青い二匹のペンギンには移動することのできるタイルがほとんど残されていません。。
 
 こうなってしまうと,青のペンギンたちは他のペンギンが魚に舌鼓を打っているのを指をくわえて見ていることしかできないのです。

 それじゃあ孤立はしないほうがいいかというと,そうでもないのがこのゲームのおもしろいところ。

 たとえばこの状況を見てみましょう。

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 右上にいるペンギンはこの島に孤立してしまっていますね。
 孤立してしまうとそこから出ることができなくなりますが,逆に言えば誰もこの島に入って来られません。
 言い換えればこの島の魚を確実に独り占めすることができるということでもあります。

 このゲームは魚を多く獲ると同時に,魚を独占できる位置に自分のペンギンをつけることが大切なのです。

 説明も簡単ですし,比較的短時間で決着がつく面白いゲームなのですが,1つ致命的な欠点があります。

 このゲームはタイルを並べるのが非常にめんどくさいのです。

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 この写真を見るだけでも,めんどくささを想像することができるのではないでしょうか。
 数が多いことに加えてタイルが小さめいため,とても並べにくいのです。
 その上,タイルの種類がばらけるように並べないといけません

 本来はタイルどうしの隙間を少しだけ開けたほうがタイルを取りやすくなるのですが,そうすると非常に並べにくくなりますので我が家では写真のようにぴったり詰めて並べています。
 
 このめんどくささが災いして2ゲーム目をすることは少ないのですが,とてもおもしろいゲームです。
 
 運の要素が入らないゲームですが,コンポーネントやゲーム名のおもしろさのおかげで手軽に遊びやすくなっています。
 「手軽に真剣勝負ができるゲームがひとつほしいなぁ」というときには是非おすすめしたいゲームです。

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我が家にあるのは通常版ですが,豪華版もあるようです。

 
ちなみにきゅんさん用のペンギンはこちら。

定価で2つ買うとゲーム本体よりも高くなってしまうのは内緒。