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編集者はボードゲームの夢を見るか

ボードゲーム好きな新人編集者のブログ。ボードゲームの本を作りたい。

ALCATRAZ

ゲーム紹介

今回のゲームはこちら

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ALCATRAZ : the Scapegoat

 人数:3〜4人
ルールの覚えやすさ:★★☆☆☆
プレイの難しさ:★★★★☆
プレイ時間:60分

協力して監獄から脱出! ……ただし役立たずは置いていく

 

 我が家では協力系ゲームの評判が高いようで「パンデミック」「エルダーサイン」あたりがリピート率高めです。

 そしてこの「アルカトラズ・スケープゴートも協力系ゲームです。

 アルカトラズという名前からピンとくる人もいるかもしれません。このゲームはプレイヤーが囚人になって監獄島、アルカトラズから脱出するゲームです。 

 さぁ!囚みんな仲良く協力して監獄から脱出しよう!

 

 

ひとりを除いて

 

 協力系ゲームと言えば,全員勝利か全員敗北かのどちらかでゲームが終わります。

 しかしこのALCATRAZ the Scapegoat。「Scapegoat」という副題からも察しがつくかもしれませんが,脱獄するためには囮として誰かを犠牲にしなくてはいけないのです。

 つまり,3人が勝利し,1人が敗北するゲームです。(全員が敗北することもあります。)

 脱獄計画の中でいちばんの足手まといは置き去りにしていきましょう。

 プレーヤーが協力しあえば,お互いに足りないものを補い合ってスムーズに脱出できるかもしれません。かといって,参加者が裏切りと利己主義に走ると脱獄できないかといえばそうとも限りませんが。

 

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  ここがゲームの舞台の監獄です。ちなみに場所は毎回ランダムで変わります。

 

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  監獄内のアップ。それぞれの場所は異なる効果を持ちます。たとえば医務室では麻薬を入手でき,作業上では脱獄必要な工具を入手できます。

 この効果をうまく使って脱獄計画を進めていきましょう。

 

 刑務所が舞台のこのゲームには,当然看守が登場します。ゲームが進むと刑務所内の看守が増えていき,プレーヤーの自由な行動を制限してきます。そんな看守も金を握らせれば無視できるなど,ところどころに散りば得られたダーティな香りが魅力的です。

 

 さて。ゲームの副題にもなっている「Scapegoat」ですが,このゲームでは,ラウンドごとに投票によって1人のスケープゴートを決めます。

 このスケープゴートに選ばれてしまうと脱獄の準備を進めることができません。さらに,他のプレイヤーは誰かが脱獄の準備を進めるとそのおこぼれに預かれるのですが,それもできません。つまりスケープゴートになると脱獄が一気に遠のきます

 

 ならばスケープゴートはとにかく不利なのでしょうか?

 一度スケープゴートに選ばれると負の循環。脱獄準備を行えず,次回もスケープゴートにされてしまうのでしょう! 

 ああ,なんてかわいそうなスケープゴート……

 

 ……そんなはずもなく。スケープゴートにはメリットもあります。

 まず1つは他のプレイヤーよりも多く行動できること。このゲームはアクションポイント制,つまり毎ターンの行動回数が決まっているのですが,スケープゴートに選ばれたプレーヤーはその行動回数が他のプレーヤーよりも多くなります。

 そしてもう1つ。スケープゴートだけが恐喝カードを使用できます。

 

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 この恐喝カード。基本的には他のプレイヤーの足を引っ張る効果があります。

 つまり,スケープゴートにされたプレイヤーは少しでも他のプレイヤーの脱獄計画を遅らせ,自分が置き去りにされないようにしなければいけません!

 

 しかし脱獄計画を遅らせすぎると看守が増えてしまい,こちらの身動きが取れずプレーヤー全員の敗北となります。

 残りの長い人生をアルカトラズで過ごしましょう。

 もう一度脱獄のチャンスを得られたとも言えるわけですが。 

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